妄想と現実の間

妄想と現実の間

Yasushi Takahara oil paint

今宵、そなたに恐怖をあたえよう

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~解説~

油彩 非定型(300×900)

スリラーの歌詞の一部であるタイトル。

似ているかどうかはさておきマイケルジャクソン(以下MJ)が日本の肝試しで『こんにゃく』にびびっている「ポゥ!!」っていう叫びが聞こえそうな逆スリラーな場面。

この作品をだした展示会は外国の人も見に来るので、こんにゃくをどう説明するかが胆だそうだ。

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しかし熱狂的なファンというのはやはりちゃんと見ているそうで、いつものようにマイケルの画像をヤフー画像検索してフィギュアか何かの画像をもとに描いたのだが、

「この衣装、○○フィギュアのレプリカですね」

 

この作品をかいてるときにドラクエ11の発売されるドラクエyearだったので展示したときはパネルをつけた。

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展覧会名 ~ MJ展 ~

個展でお世話になってるギャラリーで知り合った作家は三度の飯よりマイケルジャクソンが大好き。

その作家がMJをテーマにした企画展を開催。作品をださないかい?の呼びかけにお答えした展覧会 MJ展に出品した作品。

自分はMJといえば、スリラーでおどる世界一売れている歌手、自作遊園地、ゴシップの数々、スペースチャンネル5セガが大好き の知識しか持ち合わせておらず、何をかけばいいのかわからなかったが、セガ好きの共通点一点のみで参加した。それならば自分のやりたいことを実験的に描いてみようをコンセプトに水墨画を油絵で描いてみる事にした。

なので毎年ださせてもらっているが、年々規模が大きくなり、アジア美術館デビューもこの展覧会でさせてもらい、ニュースでも取り上げられ、企画展のほんのすこしの裏側や、主催者側の苦労や手間を垣間見せてもらえた展覧会でもある。自分もあるテーマで企画展をやってみたいという思いはあるのだが、とても大変そうなので、だれかやってくれないかなあ。

 

~展示会~

MJのファンの熱量はさすがに世界規模だ。本場アメリカはおろか世界中で大小のマイケルに関する企画展が催されてるらしい。

日本でも各地でMJの企画展が個人で開催されているし、当然MJものまねダンサーやらグッズコレクターも多数いて、ファンの集まりというものを改めて実感できた展示会である。主催者のコネクションはすごい。ただその分苦労もあるようだ。